2021-01-01から1年間の記事一覧
戦国時代に名家が没落していく際に色々と足掻きながらも何とか命脈を保った山名家のお話です。色々な生き方がある中で、最後の関ケ原にも参加して、厳しい戦国時代を最後まで生き抜いただけでもすごいと思います。山陰地方の戦国時代に関する小説は多くは無…
WF-1000XM3は、会社のオンライン会議で活用していますが、ウォーキングする際には両耳を塞いでいるとちょっと危ないのであらためて、片耳だけでも使えるWF-C500を買いました。サイズ感、金額もちょうど良くて、日々のウォーキングのお供に活用しています。 …
鄭成功とその家族の話です。長崎平戸は、田舎の隣町で非常に親近感がある場所です。その平戸で生まれて、明の時代の中国に渡って大活躍する「鄭成功」に関する物語です。もっと冒険物語としては面白く描けたとは思いますが、「鄭成功」その人の内面について…
神武東征を丁寧に物語として紡いだ話です。古代の日本で、どのように国造りが始まったのか?非常に興味がある話でしたが、このような大冒険の末九州から関西まで旅をしたのかと思いを馳せることが出来ました。神話の世界の話も、元をたどればこのような話だ…
読み始める前は、関ヶ原の戦いで、西軍から東軍に寝返った事だけが記憶に残っている戦国武将でしたが、いち足軽から大名まで立身出世し、最後まで天寿を全うできたことはやはり「生き抜く」能力が秀でていたからだと思います。自分の身の丈を知るという事は…
両親が携帯をガラケーからiPhoneSE2に切り替えた事もあり、この間、使わなくなったFitbit3を両親に渡していたのですが、電源故障したようなので父親用にXiaomi のスマートウォッチ6を買ってみました。AppleWatchと比較するとお手軽な価格なので使い続けるよ…
今年1番の歴史小説です。これまで足利尊氏と楠木正成に関するお話は何冊か読んだことがありますが、後醍醐天皇を関係付けすることで理想を追うが故の戦いが上手く描かれています。それにしても、足利義詮が楠木正行の傍らに葬るよう頼んだというエピソードを…
下級武士を主人公にした、歴史小説です。一兵士から見た戦場の描写は緊迫感があり楽しめました。ただ、徳川家康が甲斐・信濃を取り込んだ際に武田家の旧臣を数多く抱えましたが今回の話では、少し触れているだけだったのでこのあたりをもう少し突っ込んだ描…
先日発売されたiPhone13と比較すると型落ちにはなりますがちょうど、iPhone12 miniが半額で販売されていたのでこの機会にiPhoneXから切り替えようと先週、近くのauショップで買いました。5Gに対応しているので、どこかでその恩恵を感じることがあるかもしれ…
いつもの浅見光彦シリーズでは、最後は人知れず犯人が消えていくパターンで事件が結末を迎えますが、今回は最後まで犯人の往生際の悪さだけが残りましたが、これも一つの真実味ある結論かなと思います。若い時には、このような結末に対して納得感が少ないか…
九州を舞台におどろおどろしい話で、殺人事件は起きるけど、誰も傷つかないストーリーでした。田舎の昔話で出てくる炭鉱については、今回のようなことが実際に発生していたかもと思いました。2021年:35冊目 評価:☆☆☆ 不知火海 (講談社文庫) 作者:内田康夫 …
関ヶ原までの東北での戦いが丁寧に描かれておりその時、どう動いていたのか色々と新しい発見があった歴史小説でした。NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」では、最上義光を演じていた俳優の渋さが記憶に残っていましたが新しい人物像でした。2021年:34冊目 評価:☆…
Apple Watch Series 6を買いました。初代を持っていましたので久しぶりです。最近は、Fitbitを使っていましたがApple Watch Series 7発売前にちょうど5000円引きのタイミングがあり購入。6からは、心電図の情報がセンサー取得できるのでオムロン製の測定機械…
戦国武将 田中吉政を主人公にした歴史小説です。少しマイナーな武将ですが、最終的には筑後柳川32万石まで昇り詰めるところは流石です。ただ、残念ながらそのあとが続かなかったので、やはり歴史は勝者(あとに残ったもの)が作るという典型で歴史に埋もれて…
なんとなく読書後の後味が良くない話でした。姉妹の愛憎劇?プラス過去の話?で、まとまりがなくちょっとこじ付けが多すぎのお話。もう少し藍染めの話を出しても良かったかなと思います。吉野川をテーマにする話は良かっただけに、ちょっと残念です。2021年…
経営コンサルタントの小宮一慶氏の物語風のビジネス書です。こんなに簡単に事業の立て直しが出来るとは思えませんがひとつのケーススタディとしては参考になるかと思います。本書の中で登場している「困ったときに色々と相談できる元上司」という存在はなか…
社会派ミステリー?かな。個人的には内田康夫氏の著作では旅情・歴史ミステリーのほうが好みです。どうしても社会派ミステリーの場合は著者の意見が色濃く反映されるので、物語の楽しさが半減してしまうような。。。2021年:30冊目 評価:☆☆☆ 透明な遺書 (講…
久しぶりに大前研一氏の著作を読みました。組織の人材育成を考える中で、「リカレント教育」に関して色々と考えさせられました。本書の中で、伊勢丹のエピソードで退職金を上積みさせて早期退職をさせるよりも対象者をリカレント教育することで社会に貢献で…
久しぶりに面白い歴史小説でした。蒲生氏郷も魅力的な人物に描かれていて、一気に最後まで読み終わりました。最近は、戦国時代を題材にした架空戦記ものがありますが、やっぱり実在の人物を題材した歴史小説が楽しいです。地元図書館の老朽化に伴って、駅前…
近衛達春氏の歴史小説は非常に人物描画が丁寧で最新の学説を取り入れて読み物として成立しており、大好きな歴史小説作家の一人です。朝鮮出兵に関する話も詳細に描かれていて、勉強になりました。今回は加藤清正が題材でしたが、個人的には最後のもう一歩が…
バブルの崩壊をきっかけにした社会派ミステリーの内容です。数年前は確かにこんな話がありました。2021年:26冊目 評価:☆☆☆ 中央構造帯(上) (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 中央構造帯(下) (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 「将門…
江田島の海軍兵学校には一度は行ってみたいところです。2021年:25冊目 評価:☆☆☆ 江田島殺人事件 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 江田島の象徴・古鷹山が炎上、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が!そして10年。近江姉弟は父を偲んで、浅見光…
琵琶湖がまだ汚染されていた1992年代の話です。昔はサンテレビで琵琶湖の観光船に関するCMが流れていたことを思い出しました。2021年:24冊目 評価:☆☆☆ 琵琶湖周航殺人歌 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 琵琶湖畔、ひとり旅を楽しむ史絵のまど…
「カネ」という言葉から、広島・富山・高松と地域を関係付けしていくストーリーは流石です。2021年:23冊目 評価:☆☆☆ 鐘 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 諸行無常の理を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという…
一つの手紙を手掛かりに、いろんな謎を手繰り寄せていく話は秀逸でした。2021年:22冊目 評価:☆☆☆ 箱庭 (徳間文庫) 作者:内田 康夫 徳間書店 Amazon 浅見光彦は、普段冷静な義姉・和子がひどく落ち込んでいる姿が気になっていた。原因は彼女に送られてきた…
仙台箪笥にまつわる話です。愛知県の富豪に関しては、前にモデルとなった家をTVで見た記憶がありました。2021年:21冊目 評価:☆☆☆ 不等辺三角形 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 名古屋、奥松島で起きた殺人事件を繋ぐもの。それは名古屋の名家に…
久しぶりに内田康夫の小説を読んでいます。以前は、物語に引き込まれていましたが最近は、物語の途中で犯人が分かるようになりました。現代の富山の薬売りは、どうなっているのか少し興味が出ました。これからの秋の夜長に。2021年:20冊目 評価:☆☆☆ 蜃気楼…
第1回目に引き続き「翔泳社ブックアンバサダー」に当選しました。今回は普段であれば買ってまで読むことは少ない営業系の書籍「THE MODEL」を選択しました。Oracle、Salesforceで営業責任者として活躍された方が実体験を織り交ぜて解説してくれる良書です。…
大航海時代は大好きな歴史の一つです。現実世界では、当然負の面も色々と多くあったかと思いますが、今よりも未知の世界が広かった時代、どのように人々が挑戦していったのか?という事がよく分かる本でした。映画やドラマがあればぜひ見てみたい物語です。…
吉川英治作の黒田如水を読みました。題名は、晩年の名乗りですが、物語は青年期の話でした。青年期、織田家への臣従から荒木村重の謀反によって囚われて解放されるまでの物語が非常に良く纏まっていて良い話でした。2021年:17冊目 評価:☆☆☆ 黒田如水 作者:…