久しぶりの田中芳樹氏の書き下ろし作です。アルスラーン戦記の最後は微妙な感じでしたが今回の「残照」は、氏が得意とする中国歴史モノ小説です。西の果てに沈む太陽を見たいとの夢を実現するためにはるばる遠征していくストーリーをモンゴル帝国の広がりに…
「幸村を討て」のような戦中心の話ではなく大阪夏の陣に至る過程を、家康と淀殿のそれぞれの親子関係を丁寧に書かれた歴史小説です。関ヶ原合戦から14年間も期間を経たうえで最後の戦いに至るので、そこに到達するまでに色々と社会変動が起きていますが(大…
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