jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

死んでたまるか

幕末、函館五稜郭まで戦い抜いた幕臣 大鳥圭介の物語です。 榎本武揚に関しては知名度が高いけど、その配下で陸戦を担った 大鳥圭介についてはこの小説で初めて知りました。 最後まであきらめずにやり抜く事で、明治維新を生き抜いた生涯は すごいの一言です…

三成の不思議なる条々

石田三成を中心に関ヶ原の戦いを一つ一つ丁寧に遡っていくという 変わった歴史小説です。 でも、その時代を後から振り返って話を作っていくというのはなかなか 面白かったです。 それだけに最後の話がちょっと唐突に出てきた感があったので そこだけが残念で…

白頭の人

富樫さんの最新作です。大谷吉継を主人公とした話です。 ただ、あまり活躍した人ではないのか?関ヶ原の戦いまで話が淡々と進みます。 関ヶ原でもあまり活躍の場が描かれること無く終わってしまいました。 いまひとつ印象に残らない本でした。 2015年:12冊…