jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ふりさけ見れば 上」を読んだ感想

遣唐使として唐に渡った阿倍仲麻呂が、日本の朝廷から命じられた秘密の任務を遂行するために、唐政界の中枢を泳ぎながら、上司や親友、現地でめとった妻をも欺かねばならないというストーリーです。当時の日本の置かれた立場や、越えなければならない壁につ…

「心眼」を読んだ感想

警察官の片桐文雄が見当たり捜査班に配属され、新人として成長していくストーリーです。本作は、デジタル化が進む捜査の中で、人間の感性や直感を大切にすることの重要性を描いています。捜査1課長とベテラン刑事・稲本との確執も、あまり深堀されることなく…

「公孫龍 巻三 白龍篇」を読んだ感想

公孫龍が燕国の名将・楽毅の補佐として、魏・韓・趙の三国に対する大戦略を支えます。この機会にもう一度、昔読んだ「楽毅」を読み返してみようと思います。2023年:35冊目 評価:☆☆☆ 公孫龍 巻三 白龍篇 作者:宮城谷 昌光 新潮社 Amazon 周王朝の王子という…