jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「世界2.0 メタバースの歩き方と創り方」を読んだ感想

昨年から「メタバース」というキーワードを良く見かけますが、分かるようで分かっていなかった内容なので、読み始めたところ、意外と内容が面白く引き込まれました。メタバースを構成する技術については、あえて深く掘り下げられていないですが、どちらかと…

「高望の大刀」を読んだ感想

桓武天皇の孫である平 高望を主人公にしたライトノベル?のような小説でした。第13回日経小説大賞受賞作という事で期待して読み始めましたが、個人的に好きな骨太の歴史小説ではなかったですが、平安末期の雰囲気を何となく感じることが出来るお話でした。20…

「津軽戦国始末」を読んだ感想

津軽為信を主人公にした津軽地方の戦国物語です。津軽為信その人は、南部家からの独立を果たして、戦国時代を最後まで生き抜いた武将なので、もっと深堀・味付けしたら非常に面白い歴史小説にはなったと思いますが、歴史小説と言えるほどの分量ではなく、郷…

「脳を最大限に活かす究極の運動法」を読んだ感想

本書は、脳を最大限に活かすために効果的なエクササイズをストーリー仕立てで紹介してくれます。主人公が働いている職場をIT業界にして、やる気のない中年サラリーマンが、ある日突然、実業団のトライアスロンチームに選ばれ、その中で話を膨らませています…

「クラウドシステム移行・導入: アーキテクチャからハイブリッドクラウドまで」を読んだ感想

図書館で新しく貸し出しが開始されていたので、借りて読んでみましたが、これから新しくクラウドシステムを導入する初学者向けの内容でした。新入社員の教材に良いかと思いましたが、著者はベンダー中立的な立場を踏まえながら、AWSでの例示が多いので、Azur…

「アフター・メルケル 「最強」の次にあるもの」を読んだ感想

昨年までドイツ首相であり、世界のリーダーの一人であったメルケル首相の足跡を経済を中心に解説した本です。ドイツと日本は漠然と似ている国であると、時々聞くことがあります。それは第2次大戦後に製造業を中心とした基幹産業によって、発展してきたことで…

「現代ロシアの軍事戦略」を読んだ感想

今年一番の世界的な問題・ニュースはロシアによるウクライナ侵攻だと思いますが、HNKの報道番組でロシア軍事の専門家として、凄く分りやすい説明をされていた小泉悠氏の著作になります。ロシアの軍事的な思想や実際の戦略についても網羅的に調査されており、…