jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「化け札」を読んだ感想

真田昌幸とその弟を軸に語られる武田家滅亡から、小田原征伐前までのお話です。非常に細かい戦闘まで描かれていて、信濃の小豪族の戦いがリアルに伝わりました。2021年:16冊目 評価:☆☆☆☆ 化け札 (講談社文庫) 作者:吉川 永青 発売日: 2019/05/15 メディア:…

「在宅HACKS!」を読んだ感想

HACKSシリーズの著者である小山龍介氏の在宅ハック本です。在宅勤務が普通になった社会で、いかに個人の生産性を上げていくことができるか?色々とハックが詰まった良い本です。個人的には、二酸化炭素濃度に注意して換気する点は参考になりました。2021年:…

「公孫龍」を読んだ感想

久しぶりに宮城谷小説に引き込まれました。だいぶん創作されている内容だとは思いますが春秋戦国時代の物語が楽しめました。2021年:14冊目 評価:☆☆☆☆ 公孫龍 巻一 青龍篇 作者:宮城谷昌光 発売日: 2021/01/19 メディア: Kindle版 中国・春秋戦国時代、周王…

PS5を購入しました

ソニーストアの抽選販売で、繰り上げ当選して購入する事が出来ました。今すぐにPS5で遊びたいゲームソフトがあるわけではないですが、とりあえず買えるときに買っておきました。 PS5

「Azureテクノロジ入門2019」を読んだ感想

そろそろAzureに関する知識も全般的にUpdateしなくてはと思い、GW期間中に読み終えました。内容は網羅的に各種情報を掲載しているのでこれだけではAzureを使いこなすことは出来ませんが今の状況を俯瞰的に把握するためには有効かな。ただ、現在進行形で日々…

「北条五代 下」を読んだ感想

上巻に続いて下巻を読み終わりました。風魔一族の描き方が途中で変わっていたりしたのでそのあたりは作者が交代しているので仕方ないかな。内容的にはもう少し重厚な内容を期待していたけど5代を描き切るために、少し駆け足になってしまっていたような気が…

「北条五代 上」を読んだ感想

上巻の途中までは火坂雅志氏の遺作で、そのあとを伊東潤氏が引き受けた合作です。早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直の五代百年にわたる北条氏の興亡を描いた歴史巨編です。2021年:11冊目 評価:☆☆☆ 北条五代 上 作者:火坂 雅志,伊東 潤 発売日: 2020/12/07 メデ…

「長宗我部 最後の戦い(下)」を読んだ感想

やっぱり最後まで生き残るという事が重要だとあらためて思いました。長宗我部盛親にも何度か転機がありましたが相手から嫌われてしまうと如何ともしがたい。今回は最後まで読み終わりました。2021年:10冊目 評価:☆☆☆ 長宗我部 最後の戦い(下) (講談社文…

「ザ・プラットフォーム」を読んだ感想

IT企業のプラットフォームの後ろ側にある「思想」について思い巡らす書籍です。どこの組織でも大きな絵を描く人材はなかなか居ないし、コンセプトから考える人もいない・・・。プラットフォームビジネスは、難しいですね。ちなみにこの書籍はかなりの期間、…

「もろびとの空」を読んだ感想

三木城の籠城戦をメインにした歴史小説です。別所一族が主人公ではなく、一緒に籠城する事となった百姓の娘という歴史に埋もれた架空の人物だったので感情移入することが難しかったけど、物語としては楽しめました。三木市が出身地の近くで、親戚もいるとい…

「長宗我部 最後の戦い(上)」を読んだ感想

前作の「長宗我部元親」の続編的な話で、一時は四国一円を平定し、全国の武威を轟かせた土佐の戦国大名・長宗我部氏。その強豪が歴史の渦に巻き込まれ消滅した史実を、最後の当主・盛親の生涯から辿る大河小説です。最後の大坂の陣に向かって結末は知ってい…

「鳳雛の夢 上」を読んだ感想

伊達政宗の幼年期から青年期までのお話です。まぁ、普通に読み物として面白いかな。ただ、新しい視点は特になかったです。 2021年:6冊目 評価:☆☆ 鳳雛の夢(上): 独の章 (光文社時代小説文庫) 作者:秀人, 上田 発売日: 2017/11/09 メディア: 文庫

「夢幻」を読んだ感想

徳川家康の嫡子・信康、織田信長の嫡子・信忠。偉大な父を持つ後継者と天下人との相克を横糸に、本能寺の変までの両家の連携と因縁を縦糸に紡ぐ戦国ドラマです。いつもと違う子供からの視点もあって、興味深い内容でした。2021年:5冊目 評価:☆☆☆ 夢幻 (単…

「我、過てり」を読んだ感想

戦国時代で、一度は成功したけど、大事なところで失敗した武将たちのお話です。4人の武将の中では、村上義清の話が一番面白かった。ライトな読み物として楽しめました。 2021年:4冊目 評価:☆☆☆ 我、過てリ 作者:仁木英之 発売日: 2020/12/15 メディア: 単…

「足利の血脈」を読んだ感想

歴代の関東公方(足利)を中心としたお話です。最近は、室町時代の歴史小説を読むことが多いですが以前はよく分かっていなかった室町時代の関東の状況が少しずつですが理解できてきた気がします。アンソロジーとして1つの話を複数の作者が紡ぐ内容ですが、ス…

「乱都」を読んだ感想

応仁の乱を契機とした京の都を巡る武将たちの話です。畠山義就に関しては、興味が出てきたので単独の小説を今度読んでみようと思いました。今回の登場人物の中で、唯一の常識人!?が大内義興でした。でも、朝倉・浅井の包囲網や武田信玄の三河への侵攻等も…

「コンピュータアーキテクチャのエッセンス[第2版]」を読んだ感想[PR]

本書は、年末に開催された翔泳社ブックアンバサダーに当選したことで手元に届きました。実は初版も持っていたので2冊目の出会いとなりました。翔泳社ブックアンバサダーとは、 www.shoeisha.co.jp 20冊から選んで、それぞれがSNSを通じて発信する取り組みで…

「酔象の流儀 朝倉盛衰記」を読んだ感想

越前・朝倉氏が滅亡する最後まで付き従った山崎吉家が主人公の物語です。「麒麟がくる」でも榎木孝明さんが演じていましたがこれまであまりメジャーではない武将の話です。著者は歴史エンターテインメントの小説を得意とされていますが、史実を中心に実在の…