jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女」を読んだ感想

久しぶりに昔を思い出して、読み返してみました。2023年:52冊目 評価:☆☆☆ 新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫) 作者:水野 良 KADOKAWA Amazon 日本ファンタジーの金字塔が、25年の時を経て、大幅加筆原稿と新カバーで生まれ変わる! さ…

「奇貨居くべし」を読んだ感想

『奇貨居くべし』は、秦の宰相・呂不韋が若い頃に商売を行っていたことで知られます。ある日、秦の太子安国君の子、子楚が趙に人質として送られてきた際、呂不韋は彼を商品に見立て、うまく利用しようと考えます。その後、呂不韋は宰相となり、秦国で大いに…

「軍師の門」を読んだ感想

『軍師の門』は、火坂雅志さんが手掛けた小説です。物語は、戦国時代の軍師・竹中半兵衛と黒田官兵衛の友情を描いています。半兵衛は、豊臣秀吉に仕え、その才能を発揮して日本の歴史を変える大きな役割を果たしました。一方、官兵衛は、半兵衛と出会い、彼…

「長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉」を読んだ感想

浅井家重臣だった遠藤与一郎が、主家再興のため、仇である織田信長麾下の羽柴秀吉に、足軽から仕えることとなった。潜行していた越前で、徳川家重臣・大賀弥四郎が敵の武田勝頼に内応しているという情報を掴んだ与一郎ら一行は、長篠の戦いに参加することに…

「長島忠義 北近江合戦心得〈二〉」を読んだ感想

元亀元年(1570年)6月28日に行われた姉川の合戦を舞台に、弓の名人・遠藤与一郎が再び登場します。物語は、浅井・朝倉勢と織田・徳川勢が激突した合戦で、与一郎が足軽から身を立てていく姿が描かれています。2023年:43冊目 評価:☆☆☆ 長島忠義 北近江合戦…

「姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉」を読んだ感想

元亀元年(1570年)6月28日に行われた姉川の合戦を舞台に、弓の名人・与一郎が初陣を迎える様子が描かれています。物語は、浅井・朝倉勢と織田・徳川勢が激突した合戦で、友軍の敗走により孤立した浅井勢の中で、与一郎が父の仇を討ち、浅井家再興のために奮…

「天を測る」を読んだ感想

幕末維新の動乱期に、幕臣である小野友五郎が、アメリカ人相手に互角の算術・測量術を披露し、その後も活躍した姿を描いています。友五郎は、咸臨丸で初めて太平洋を横断し、卓越した測量技術で国防の中枢を担った男です。2023年:41冊目 評価:☆☆☆☆ 天を測…