2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
実家近くの明石城に関する歴史解説論文?のような本でした。明石城の築城にあたって当時の状況を良く考察されており、徳川秀忠の考え等が分かりましたが、古文を多く引用されており、ちょっと読むのはしんどかったです。。2022年:26冊目 評価:☆☆ 将軍秀忠…
宮本武蔵を中心に色々と盛り込んだ話でしたが、途中からストーリーの先が見えてしまいました。著者の処女作であった「宇喜多の花嫁」は独特の暗さがあった面白い歴史小説でしたが、本作はちょっと個人的には今一つの内容でした。2022年:25冊目 評価:☆☆☆ 孤…
物語としてそれぞれ個性ある登場人物ばかりでしたが、誰一人傷つかない展開で楽しめました。児童文学として納得の終わり方です。嫁さんと娘にもおススメしたけど、なかなか読んでくれないのが少し残念。2022年:24冊目 評価:☆☆☆☆ 香君 下 遥かな道 (文春e-b…
前作では伝染病を中心とした物語だったが、今回は食料を中心とした農業物語で、非常に面白く読めました。2022年:23冊目 評価:☆☆☆☆ 香君 上 西から来た少女 (文春e-book) 作者:上橋 菜穂子 文藝春秋 Amazon 遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オ…
伊東潤氏の「日野富子」を主人公にした最新著作です。将軍御台所としてどのように応仁の乱前後を生き抜いたのかを改めて知ることが出来ました。帝との関係については、タブーに切り込んだのかもしれないけれど、ちょっとあまり意味が感じられなかった点は残…