jamsworldの徒然なる雑記帖

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「脇坂安治 七本鑓と水軍大将」を読んだ感想

読み始める前は、関ヶ原の戦いで、西軍から東軍に寝返った
事だけが記憶に残っている戦国武将でしたが、いち足軽から
大名まで立身出世し、最後まで天寿を全うできたことは
やはり「生き抜く」能力が秀でていたからだと思います。
自分の身の丈を知るという事は、いつの時代でも重要な
キーワードかと思います。

2021年:39冊目 評価:☆☆☆

十文字鑓で突き破れ!“賤ヶ岳七本鑓"と呼ばれ、戦国を戦い抜いた猛将の生きざま!そして関ヶ原の戦い〈裏切り〉の真実とは!?『九十三歳の関ヶ原』著者の戦国歴史長編!信長、光秀、秀吉、家康――戦国を渡り歩いた男。近江国の戦国武将・浅井長政に仕える脇坂甚内安治。その後、浅井を離れ織田信長の部将・羽柴秀吉のもとで頭角を現す。本能寺の変を経て、賤ヶ岳の戦いでは敵の首を獲り、“七本鑓"の功名を立てる。大名となった安治は秀吉から水軍編制を命じられ、小田原攻め、朝鮮の役で奮闘。そして、一族の命運を分ける関ヶ原の戦いへ――。戦国時代を豪胆に生きぬいた武将の生きざまを描く歴史長編!