2021-05-09 「黒田如水」を読んだ感想 歴史小説 吉川英治作の黒田如水を読みました。題名は、晩年の名乗りですが、物語は青年期の話でした。青年期、織田家への臣従から荒木村重の謀反によって囚われて解放されるまでの物語が非常に良く纏まっていて良い話でした。2021年:17冊目 評価:☆☆☆ 黒田如水 作者:吉川 英治 発売日: 2013/10/22 メディア: Kindle版 激しい戦国の世で、御着城主・小寺政職は、東に織田信長、西に毛利輝元の勢力に挟まれ、身の振り方をどうするか決断を迫られていた。彼に仕えている若き家老・黒田官兵衛は、織田側につくことを提案。その結果、官兵衛が使者として信長がいる岐阜へ赴く。さっそく信長との仲介を羽柴藤吉郎へ頼みに行くと、軍師・竹中半兵衛に引き合わされる。それは、官兵衛にとって、運命の歯車が廻り始めた瞬間だった…。