jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

「鐘」を読んだ感想

「カネ」という言葉から、広島・富山・高松と地域を
関係付けしていくストーリーは流石です。
2021年:23冊目 評価:☆☆☆

諸行無常の理を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる。