jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Apple Watch Series 6を買いました

Apple Watch Series 6を買いました。初代を持っていましたので久しぶりです。最近は、Fitbitを使っていましたがApple Watch Series 7発売前にちょうど5000円引きのタイミングがあり購入。6からは、心電図の情報がセンサー取得できるのでオムロン製の測定機械…

「田中家の三十二万石」を読んだ感想

戦国武将 田中吉政を主人公にした歴史小説です。少しマイナーな武将ですが、最終的には筑後柳川32万石まで昇り詰めるところは流石です。ただ、残念ながらそのあとが続かなかったので、やはり歴史は勝者(あとに残ったもの)が作るという典型で歴史に埋もれて…

「藍色回廊殺人事件」を読んだ感想

なんとなく読書後の後味が良くない話でした。姉妹の愛憎劇?プラス過去の話?で、まとまりがなくちょっとこじ付けが多すぎのお話。もう少し藍染めの話を出しても良かったかなと思います。吉野川をテーマにする話は良かっただけに、ちょっと残念です。2021年…

「成功する上司」を読んだ感想

経営コンサルタントの小宮一慶氏の物語風のビジネス書です。こんなに簡単に事業の立て直しが出来るとは思えませんがひとつのケーススタディとしては参考になるかと思います。本書の中で登場している「困ったときに色々と相談できる元上司」という存在はなか…

「透明な遺書」を読んだ感想

社会派ミステリー?かな。個人的には内田康夫氏の著作では旅情・歴史ミステリーのほうが好みです。どうしても社会派ミステリーの場合は著者の意見が色濃く反映されるので、物語の楽しさが半減してしまうような。。。2021年:30冊目 評価:☆☆☆ 透明な遺書 (講…

「稼ぐ力をつけるリカレント教育」を読んだ感想

久しぶりに大前研一氏の著作を読みました。組織の人材育成を考える中で、「リカレント教育」に関して色々と考えさせられました。本書の中で、伊勢丹のエピソードで退職金を上積みさせて早期退職をさせるよりも対象者をリカレント教育することで社会に貢献で…

「ぜにざむらい」を読んだ感想

久しぶりに面白い歴史小説でした。蒲生氏郷も魅力的な人物に描かれていて、一気に最後まで読み終わりました。最近は、戦国時代を題材にした架空戦記ものがありますが、やっぱり実在の人物を題材した歴史小説が楽しいです。地元図書館の老朽化に伴って、駅前…

「加藤清正」を読んだ感想

近衛達春氏の歴史小説は非常に人物描画が丁寧で最新の学説を取り入れて読み物として成立しており、大好きな歴史小説作家の一人です。朝鮮出兵に関する話も詳細に描かれていて、勉強になりました。今回は加藤清正が題材でしたが、個人的には最後のもう一歩が…

「中央構造帯」を読んだ感想

バブルの崩壊をきっかけにした社会派ミステリーの内容です。数年前は確かにこんな話がありました。2021年:26冊目 評価:☆☆☆ 中央構造帯(上) (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 中央構造帯(下) (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 「将門…

「江田島殺人事件」を読んだ感想

江田島の海軍兵学校には一度は行ってみたいところです。2021年:25冊目 評価:☆☆☆ 江田島殺人事件 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 江田島の象徴・古鷹山が炎上、短剣を腹部に突きたてた不審な焼死体が!そして10年。近江姉弟は父を偲んで、浅見光…

「琵琶湖周航殺人歌」を読んだ感想

琵琶湖がまだ汚染されていた1992年代の話です。昔はサンテレビで琵琶湖の観光船に関するCMが流れていたことを思い出しました。2021年:24冊目 評価:☆☆☆ 琵琶湖周航殺人歌 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 琵琶湖畔、ひとり旅を楽しむ史絵のまど…

「鐘」を読んだ感想

「カネ」という言葉から、広島・富山・高松と地域を関係付けしていくストーリーは流石です。2021年:23冊目 評価:☆☆☆ 鐘 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 諸行無常の理を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという…

「箱庭」を読んだ感想

一つの手紙を手掛かりに、いろんな謎を手繰り寄せていく話は秀逸でした。2021年:22冊目 評価:☆☆☆ 箱庭 (徳間文庫) 作者:内田 康夫 徳間書店 Amazon 浅見光彦は、普段冷静な義姉・和子がひどく落ち込んでいる姿が気になっていた。原因は彼女に送られてきた…

「不等辺三角形」を読んだ感想

仙台箪笥にまつわる話です。愛知県の富豪に関しては、前にモデルとなった家をTVで見た記憶がありました。2021年:21冊目 評価:☆☆☆ 不等辺三角形 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 名古屋、奥松島で起きた殺人事件を繋ぐもの。それは名古屋の名家に…

「蜃気楼」を読んだ感想

久しぶりに内田康夫の小説を読んでいます。以前は、物語に引き込まれていましたが最近は、物語の途中で犯人が分かるようになりました。現代の富山の薬売りは、どうなっているのか少し興味が出ました。これからの秋の夜長に。2021年:20冊目 評価:☆☆☆ 蜃気楼…