jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「もろびとの空」を読んだ感想

三木城の籠城戦をメインにした歴史小説です。別所一族が主人公ではなく、一緒に籠城する事となった百姓の娘という歴史に埋もれた架空の人物だったので感情移入することが難しかったけど、物語としては楽しめました。三木市が出身地の近くで、親戚もいるとい…

「長宗我部 最後の戦い(上)」を読んだ感想

前作の「長宗我部元親」の続編的な話で、一時は四国一円を平定し、全国の武威を轟かせた土佐の戦国大名・長宗我部氏。その強豪が歴史の渦に巻き込まれ消滅した史実を、最後の当主・盛親の生涯から辿る大河小説です。最後の大坂の陣に向かって結末は知ってい…

「鳳雛の夢 上」を読んだ感想

伊達政宗の幼年期から青年期までのお話です。まぁ、普通に読み物として面白いかな。ただ、新しい視点は特になかったです。 2021年:6冊目 評価:☆☆ 鳳雛の夢(上): 独の章 (光文社時代小説文庫) 作者:秀人, 上田 発売日: 2017/11/09 メディア: 文庫

「夢幻」を読んだ感想

徳川家康の嫡子・信康、織田信長の嫡子・信忠。偉大な父を持つ後継者と天下人との相克を横糸に、本能寺の変までの両家の連携と因縁を縦糸に紡ぐ戦国ドラマです。いつもと違う子供からの視点もあって、興味深い内容でした。2021年:5冊目 評価:☆☆☆ 夢幻 (単…