jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

天佑、我にあり

海道先生の待ちに待った新作です。 期待を裏切らない力作です。 ここまで川中島の戦いを詳細に物語った話は 無かった?のでは。 両陣営の武将の機微まで丁寧に記述されて いて本当に面白かった時代小説です。 それにしても川中島の戦いの勝者はどっち だった…

センゴク兄弟

漫画「センゴク」の人気に乗って派生した話かと 思っていましたが、思いのほか作りが丁寧で 良い意味で期待を裏切る歴史小説です。 こんなに個性的な兄が実在しているのであれば 今後漫画の方でも出てきても面白いなぁ。 2010年:44冊目 評価:☆☆☆ センゴク…

いい匂いのするITソリューション

コベルコシステムの秘伝!?が書かれた本です。 同じ業界、同じ立ち位置の会社に所属している 人としては読んでおくべき本です。 読んで思った事は、トップがITの事を本当に 理解し、それを商売としてやっていく事が出来る 人材でないと難しいと言う事でしょ…

李巌と李自成

何となく最後まで物足りない物語でした。 小前さんの小説はテーマは面白いんだけど、 読み終わった後の爽快感が無いのがね。 戦場における描写も少し物足りないし、 あれだけの軍隊になればもう少し登場人物を 増やしても良いし、深堀しても良いと思います。…

間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価

久しぶりの技術読物です。 アーキテクトという人種とは何なのかと言う事が よくわかる本です。 かなり皮肉な話ばかりですが、本質を突いている ところが多くあります。 技術的な話でないぶん、敷居は低いと思います。 ただ、カバーデザインがちょっとね。。…

子育ての経済学 ビジネススクールの講義でいちばん受けた話

著者の子育て経験を経済学で話すとこの物語が 出来上がります。 実際に自分が経験した事(出産立会と寝かしつけ) では思わず頷いてしまう内容です。 まだこれから経験する内容については、なるほど と思いつつ読み終えました。 子供の人数に比例して、父親…

忘れられた叡智

田坂先生の著作です。 あまりにも詩的寓話なので簡単に読めるんだけど 難しい内容です。 目に見えない資本主義とは何なんでしょう。 また、目に見えないモノまでを資本主義として 定義する事の意味についても考える必要が ありそうです。 2010年:39冊目 評…

30歳までに知っておきたい お金の殖やし方・守り方

小宮先生の著作でしたが、前に読んだ内容とほぼ 同じでした。 今回はあまり得る事がなくてちょっと残念。 2010年:38冊目 評価:☆☆☆ 30歳までに知っておきたい お金の殖やし方・守り方 作者:小宮 一慶 発売日: 2010/08/26 メディア: 単行本(ソフトカバー)