2021-09-19 「藍色回廊殺人事件」を読んだ感想 本 なんとなく読書後の後味が良くない話でした。姉妹の愛憎劇?プラス過去の話?で、まとまりがなくちょっとこじ付けが多すぎのお話。もう少し藍染めの話を出しても良かったかなと思います。吉野川をテーマにする話は良かっただけに、ちょっと残念です。2021年:32冊目 評価:☆☆ 藍色回廊殺人事件 (講談社文庫) 作者:内田康夫 講談社 Amazon 四国八十八ヶ寺取材で徳島を訪れた浅見光彦は、迷宮入り直前の事件に導かれるように吉野川流域の「第十堰」問題にぶつかる。調査を進めるうち、現実の問題として浮上する事件。そして再び起こる殺人。浅見の鋭い推理が暴いた真相とは……。愛、憎しみ、人間の悲しい業までも描き出す内田ミステリーの白眉。