jamsworldの徒然なる雑記帖

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「ふたりの本多」を読んだ感想

タイトルは、ふたりの本多となっていますが、本多忠勝ではなく、本多正信が主人公の小説です。
本多正信を主人公にする小説は少ないので、興味を持って読みましたが、内容的には今一つでした。題材は良かったので、惜しい。

2023年:25冊目 評価:☆☆☆

武の忠勝、智の正信。 家康を支えた対照的なふたりの男たちの相克と和解を通して描く「どうする家康」。 生涯大小57回の合戦でかすり傷ひとつ負わず、「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」と敵将からも称えられた、徳川四天王のひとり本多忠勝(平八郎)。「徳川の侍の多くは武勇一辺倒、しかしひとり正信は剛にあらず、柔にあらず、卑にあらず、非常の器」と、梟雄松永久秀に評され、家康が「友」と呼び、秀忠の老中も務めた本多正信。武略の忠勝、智略の正信。家康最大の危機の三河一向一揆から、三方ヶ原の合戦、伊賀越え、小田原征伐関ヶ原合戦まで、戦国時代を彩る主要な合戦を舞台に、武と智で家康の天下取りに貢献したふたりの本多の生涯を対比させて、家康が天下を獲るに至る徳川家の伸長を描く、書下ろし歴史小説