jamsworldの徒然なる雑記帖

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「家康の血筋」を読んだ感想

徳川家康の息子達に焦点を当てた歴史小説です。それぞれ個性豊かな人物でしたが、松平忠輝については、家康の死後に幽閉されますが色々と物語を空想出来る人物です。
これらの息子達の中から、2代将軍秀忠に後を託したことで、江戸幕府300年が続いたので結果としては家康の見る目は確かだったと思います。

2023年:11冊目 評価:☆☆☆

宿命を背負った〈天下人の息子たち〉の 絶対に負けられない戦い――! 父の名は、徳川家康。 長篠、関ヶ原大坂の陣…… 宿命を背負った〈天下人の息子たち〉の 絶対に負けられない戦い――!『九十三歳の関ヶ原』著者、渾身の歴史小説! 父の背を見て、子は闘う――。 偉大なる父を持った息子たちは如何なる運命を辿ったのか松平信康――長男。母・築山御前、妻・五徳との嫁姑、夫婦関係が悲劇を…
(「切腹」)
結城秀康――次男。双子で生まれ、家康の命で太閤秀吉の養子となるが……
(「捨子宰相」)
徳川秀忠――三男。関ヶ原に遅参し、家康が面会を拒んだ真の理由は…
(「汚名返上」)
松平忠吉――四男。一番鑓の功を上げるため井伊直政が取った謀とは…
(「抜け駆け」)
松平忠輝――六男。家康から勘当され、謀反の罪を背負わされる――
(「謀反や否や」)