jamsworldの徒然なる雑記帖

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「人生後半の戦略書」を読んだ感想

人生後半には、必ず落ちる(体力・気力・能力)という事を前提に、どのようにシフトチェンジ(キャリア再構築)していくべきなのかを詰め込んだビジネス書です。
私の周りでもキャリア後半に差し掛かる世代が多くなってきて、まさにその通りだと納得のできるお話が多かったです。
話の全編で、宗教色がある内容だったので、日本人にどこまで響くのか分かりませんが、モノの豊かさを実現した後は精神的な安寧を求めるのは世界共通なのかと思います。
ただ、普通の生活レベルを維持する為の富があってこその話だとは思います。

2023年:26冊目 評価:☆☆☆

なぜ人生は「後半」が不幸になってしまうのか? 誰にとっても不安な人生の変化が強さの源に変わる! 成功者の多くは、人生の前半は単純な成功法則に従っていることが多い。 プライベートを犠牲にして一心不乱に働き、出世階段を上り続ければ、 仕事も人生もうまくいくと考える。 その法則は確かに有効だが、永遠に通用するわけではない。 実は、人生の後半は別のルールに支配されている だから中年になると、成功しづらくなり、犠牲の対価に満足できなくなり、 家族との関係が枯れ切っていることに気づく。 その状況への対応策として、ますます仕事に力を注ぐことで、 衰えと弱さをカバーし、年々明らかになる変化を否定しようとする。 やがては怒りや恐怖、落胆に見舞われ、想像していたような、 喜びや満足や誇りに満ちた人生は叶わずに終わりがちだ。 しかし、その運命は変えられる! 人生の変化は避けられないが、変化が苦難になることは避けられる。 本書を読めば、人生の後半に恵まれる才能を享受し、優雅に、活き活きと、 確かな目的とともに生きる方法が見つかる。 ハーバード大教授、幸福について研究する異色の社会科学者、ベストセラー作家、 『アトランティック』誌の人気連載シリーズ「人生の築き方」の著者が贈る、 人生後半の指南書としての一冊が登場!