jamsworldの徒然なる雑記帖

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「乱都」を読んだ感想

応仁の乱を契機とした京の都を巡る武将たちの話です。
畠山義就に関しては、興味が出てきたので
単独の小説を今度読んでみようと思いました。
今回の登場人物の中で、唯一の常識人!?が
大内義興でした。
でも、朝倉・浅井の包囲網や武田信玄三河への侵攻等も
足利義昭からの視点だと、あんな感じだったかもと
思う描写は斬新でした。
最後の義昭と藤孝の会話は、そうあって欲しいという
作者の願いのようで、実際にはこんな感じにはならなかった
かと思います。

2021年:2冊目 評価:☆☆☆ 

乱都

乱都