2021-01-31 「乱都」を読んだ感想 歴史小説 応仁の乱を契機とした京の都を巡る武将たちの話です。畠山義就に関しては、興味が出てきたので単独の小説を今度読んでみようと思いました。今回の登場人物の中で、唯一の常識人!?が大内義興でした。でも、朝倉・浅井の包囲網や武田信玄の三河への侵攻等も足利義昭からの視点だと、あんな感じだったかもと思う描写は斬新でした。最後の義昭と藤孝の会話は、そうあって欲しいという作者の願いのようで、実際にはこんな感じにはならなかったかと思います。 2021年:2冊目 評価:☆☆☆ 乱都 作者:純希, 天野 発売日: 2020/10/23 メディア: 単行本