jamsworldの徒然なる雑記帖

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「公孫龍」を読んだ感想

久しぶりに宮城谷小説に引き込まれました。
だいぶん創作されている内容だとは思いますが
春秋戦国時代の物語が楽しめました。
2021年:14冊目 評価:☆☆☆☆ 

公孫龍 巻一 青龍篇

公孫龍 巻一 青龍篇

 

中国・春秋戦国時代周王朝末期。弱体化した国を守るため
人質として燕に送られることになった王子稜。
その途上、父王から託された燕王宛の書翰の内容を知る。
そこには、これを持参した王子を殺すようにと書かれていた。
王宮内の陰謀に巻き込まれたことを知った稜は、
身分を捨て運命を天に委ねることに決める。
折しも、強国趙の幼い二人の公子を賊の襲撃から助けたばかり。
二公子の臣下の求めに応じ、王子稜は商人「公孫龍」として
趙の都を目指す。そして運命は変転を始めた――。