jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

「化け札」を読んだ感想

真田昌幸とその弟を軸に語られる
武田家滅亡から、小田原征伐前までのお話です。
非常に細かい戦闘まで描かれていて、
信濃の小豪族の戦いがリアルに伝わりました。
2021年:16冊目 評価:☆☆☆☆ 

化け札 (講談社文庫)

化け札 (講談社文庫)

  • 作者:吉川 永青
  • 発売日: 2019/05/15
  • メディア: 文庫
 

騙して、化かし、また騙す。策士・真田昌幸。武田家滅亡後、織田、北条、上杉という大大名に囲まれながら、策謀をめぐらし、裏切りを繰り返して天下をうかがう。昌幸の前に立ちはだかるのは名将徳川家康と大軍勢。あまりに巨大な敵に、どう挑むのか。戦乱を変幻自在に立ち回る小国の武将を描く傑作歴史小説