2023-06-17 「家康〈四〉 甲州征伐」を読んだ感想 歴史小説 今年の大河ドラマは「どうする家康」ですが、こちらの小説を原作にしていたらもう少し面白く見応えあるドラマになっていたのでは?と思います。長篠の戦以降の武田家との攻防が描かれていますが、築山殿と信康の箇所なども丁寧に納得感のある内容でした。 2023年:18冊目 評価:☆☆☆ 家康〈四〉 甲州征伐 (幻冬舎時代小説文庫) 作者:安部 龍太郎 幻冬舎 Amazon 三十五歳の家康は、長篠の戦いに大勝し、その名を天下にとどろかせていた。宿敵・武田との不気味なにらみ合いが続く中、勝頼の謀略が息子・信康に迫る。妻子との悲しき決別。この無念を一生抱えることを誓った家康は、泰平の世への決意を新たにする。そして訪れる信長との最後の日々。天下統一直前の信長が家康に遺した言葉とは。戦国大河第四弾!