jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

「御家の大事」を読んだ感想

非常に丁寧に歴史上の人物を描く近衛龍春氏の最新著作です。
今回は、5作の短編集でした。
細川興秋については、島原の乱後まで生き抜いたところなど、本当か?と思うような話ですが、楽しく読むことが出来ました。

2023年:7冊目 評価:☆☆☆

犬死だけはご免でござる―― 戦国時代、身命を賭して家を守った実在の勇者たちの猛戦! 信長最大の危機を助けたが裏切られ、辛酸を舐めつつも家訓を貫いた朽木元綱。兄信長に斬られた謀反人、信勝の嫡男として苦闘した織田信澄。父に疎まれ祖父幽斎の教えを糧にした細川興秋。亡き夫に伝授された戦法で女城主として家康に挑む遠江の椿姫。伊達政宗に翻弄されながらも御家再興を画策する和賀忠親。 『九十三歳の関ヶ原 弓大将大島光義』『家康の女軍師』の著者が知られざる興亡を描く傑作五篇。