グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編
今参加しているプロジェクトは、某企業の基幹システムに
なるであろう販売管理システムの構築プロジェクトです。
それだけに規模はかなり大きく、期間も余裕があったはずなのに、
なぜか製造工程だけが異様に短いです。
確かに、3ヶ月をまるまる製造工程の準備が整っている状態
(設計完了、開発フレームワークも完了、パイロット版で
うまく行く事が検証されている)という事であれば
問題がないかと思いますが、
それとは全く反対の状態で残り1.5ヶ月の短い期間で
どのようにすれば構築できるのか?解決策がまだ見つかっていません。
以前にも物流会社の在庫管理と販売管理のプロジェクトに
参加した事がありましたが、その時は全く右も左も分からない状況でした。
あの時とは求められている役割が違いますので、急遽応援を求められた
今回であっても、業務を知らないわけにはいきませんので取り急ぎ
グラス片手にデータベース設計 販売管理システム編を読みました。
結局、業務システムっていうのはデータベースに登録した情報を様々な
業務から処理していくものなので、データの持ち方と流れを押さえれば
全体像が見えてきます。その為の勉強にはうってつけの内容です。
是非、これから販売管理システムに参加するエンジニアの方には読んで
もらいたい本です。
ちなみに、著者のセミナーに参加した事がありますが非常に
ソフトな語り口で本書の内容と同様に分かりやすかったです。
あと企業会計のプロジェクトに参加すると、
一般的に言われている企業の基幹システム全てをとりあえず
経験する事になるので、次のチャンスを逃さないように
出来る事から少しずつ。