jamsworldの徒然なる雑記帖

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「家康〈五〉 本能寺の変」を読んだ感想

本能寺の変の裏で切支丹の蠢動があったとの説は、なるほどなぁと思いました。確かに山崎の戦では、切支丹武将が先陣で戦っていたので、面白い着眼点でした。
その後の神君伊賀越えと本多正信の合流の流れも驚きでした。
いつも本多正信は、いつの間にか家康の横に居ましたが、今回の小説ではそのあたりもしっかりと書かれていて良かったです。

2023年:20冊目 評価:☆☆☆

安土城を訪れた家康は、天皇をも超えようとしている信長に圧倒されると同時に、危うさを感じずにはいられなかった。足利義昭を擁立する朝廷、イエズス会の不気味な沈黙。そして、変は起きた――。最新史料をもとに描かれた本能寺の変の裏側。生涯最大の危機といわれた「伊賀越え」の真相とは。かつてないリアリティで描く、傑作戦国大河第五弾!