jamsworldの徒然なる雑記帖

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「まむし三代記」を読んだ感想

斎藤道三の父親である、法蓮房こと”松波 庄五郎”が物語の中心となる
美濃の国盗り物語です。
これまでの定説(主に司馬遼太郎歴史小説)を覆したお話で、
”国滅ぼし”をキーワードに歴史小説というよりも、サスペンス小説の
ような展開で、非常に面白かったです。
さすがに三代記なので、450ページ近い大作で読み終わるまで
少し時間がかかりました。
また、3代目の斎藤義龍を非常に好青年として描いているあたりは
だいぶん他の小説とは印象が違いました。
見方を変えればここまで変わるものですね。
2020年:6冊目 評価:☆☆☆☆

まむし三代記

まむし三代記

  • 作者:木下 昌輝
  • 発売日: 2020/02/07
  • メディア: 単行本