jamsworldの徒然なる雑記帖

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「畠山重忠-武者の世を創った漢-」を読んだ感想

今年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」ですが、本書は
その中でも中川大志さんが演じる「畠山重忠」を
主人公にした歴史小説です。
畠山重忠が先陣を任された奥州征伐に関しては
意外と藤原氏も抵抗していたんだなと再発見です。
大河ドラマとは違って、鎌倉幕府の成り立ちに関しては
ライトな感じで流れていきますが、坂東武者の生き様を
理解できる面白い小説でした。

著者の田口氏は、花王で勤務されていた方でなかなか
興味深い経歴の方ですが、読みやすい物語でした。

2022年:9冊目 評価:☆☆☆

伝説の坂東武者の実像に迫る! 動乱の世を、あざやかに駆け抜けた畠山重忠源頼朝北条義時が最も頼りにした武将。