jamsworldの徒然なる雑記帖

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「愚か者の城」を読んだ感想

木下藤吉郎から羽柴秀吉に至る物語です。
2020年NHK大河物語の主人公である明智光秀が何度も登場しますが、
あくまでもこの物語では脇役です。
歴史小説としては、特に新しい解釈があるわけでなく、全体として
可もなく不可もなしの物語です。
名は体を表すと言いますが、木下藤吉郎から羽柴秀吉にどのような
思いで改名したのか?ただそれだけに焦点を当てた話でした。

ただ、羽柴秀吉に改名したのは、近江半国を領有した後ぐらいの
イメージがあったので、その前に改名したとする今回の話には、
少しだけ違和感を感じました。

2020年:5冊目 評価:☆☆☆