2020-07-11 「愚か者の城」を読んだ感想 歴史小説 木下藤吉郎から羽柴秀吉に至る物語です。2020年NHK大河物語の主人公である明智光秀が何度も登場しますが、あくまでもこの物語では脇役です。歴史小説としては、特に新しい解釈があるわけでなく、全体として可もなく不可もなしの物語です。名は体を表すと言いますが、木下藤吉郎から羽柴秀吉にどのような思いで改名したのか?ただそれだけに焦点を当てた話でした。 ただ、羽柴秀吉に改名したのは、近江半国を領有した後ぐらいのイメージがあったので、その前に改名したとする今回の話には、少しだけ違和感を感じました。 2020年:5冊目 評価:☆☆☆ 愚か者の城 [ 矢野 隆 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る