jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

新平等社会

去年の年末年始には著者の前作「希望格差社会」を
読んで深い感銘を受けました。
今回は、第1部ではその論文の総まとめという感じで、
問題に対する解決策を提示されている。
しかし、著者が提示した解決策だけではこの問題は
解決しないのではないかとも思う。
ここまで問題が深刻化するのに15年ほど、
解決に至るまでにやはり15年はかかりそうな気がします。
しかし、第1部と第2部では書き下ろしと既存文書の違いか、
本を最後まで読んでいて全体としてなんとなくしっくり
こなかったです。
これでは、新書として第1部のみを発表した方が良かったと思うのは私だけ?

2007年:3冊目

「希望格差」を超えて 新平等社会

「希望格差」を超えて 新平等社会

  • 作者:山田 昌弘
  • 発売日: 2006/09/15
  • メディア: 単行本