jamsworldの徒然なる雑記帖

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「武田信玄の妻、三条殿」を読んだ感想

武田信玄正室である「三条殿」を深堀した書籍です。
特に物語性がある内容では無いため、強く印象に残ったことは少ないですが、戦国時代の正室の在り方については良く纏められている内容だと思います。
それにしても、勝頼の扱いが少し可哀そうだとは改めて思いました。

2022年:31冊目 評価:☆☆

これまで本格的に取り上げられることがなかった武田信玄の妻・三条殿を主人公に、さらには信玄の別妻や妾および子供たち(七男八女の計十五人)といった家族にも焦点を当てて、新たな武田信玄像を浮かび上がらせる。 武将の妻や側室、子供に関する家族を主題とした研究は、残存史料の少なさから、まだまだ刊行されている書籍は多くない。戦国武将の中で特に人気の高い武田信玄であっても、その正室である「三条殿」や家族についての研究は少なく、あまりよくわかっていない。本書は武田信玄の家族について丁寧に解き明かした意欲作。