2011-06-26 島津は屈せず 歴史小説 戦国時代の武将「島津義弘」を主人公にした歴史 物語です。 戦国大名と書かずに武将と呼ばれるところが、 この主人公の大変さを表しています。 親兄弟でも相争う戦国時代に、兄である島津義久 を支え続けた稀代の武将である島津義弘の事が よくわかる歴史小説でした。 500ページもある読み応え十分な大作です。 近衛龍春氏の小説は丁寧に時代を語り、 戦場の描写もリアリティがある書き手さんです。 次回作も期待大です。次は立花宗茂あたりを 書いてほしいですね。 2011年:26冊目 評価:☆☆☆☆ 島津は屈せず 作者:近衛 龍春 発売日: 2011/05/28 メディア: 単行本