jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

蝮の孫

戦国大名の先駆け的な存在の斎藤道三の孫、
斎藤龍興を主人公にした小説です。
織田信長に美濃の国を追われたあと、
各地を放浪しながら戦い続けた半生です。
今回は竹中半兵衛との関係を含めることで、
物語に広がりが出ていて楽しかったです。
一時は織田信長を追い詰めるところまで行ったので、
本願寺顕如と並んで信長を苦しめた一人だったと思います。
そう思うと、斎藤龍興の能力については
見直されても良いと思います。
2017年:4冊目 評価:☆☆☆

蝮の孫

蝮の孫