jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録

IBM出身のビジネスマン伊東氏の最新歴史 小説です。
このような肩書が要らないくらい、
最近の伊東氏は 精力的に歴史小説を著しています。
特に戦国時代後半の関東地方での攻防を綿密な
取材をもとに叙述していく物語はつい時間を忘れて
読みふけってしまいます。
今回も上杉三郎景虎という、ある意味メジャーでは なく、
戦国時代の語りでは一行で終わるほどの
短い人生だった武将の生涯を濃密に描いています。
個人的には一昨年の大河ドラマ原作「天地人」より
も面白かったです。
2011年:18冊目 評価:☆☆☆ 

北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録 (角川文庫)

北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録 (角川文庫)