2023-06-11 「茜唄(下)」を読んだ感想 歴史小説 源義経に対してのキャラ付けと壇ノ浦の戦いの意味づけを新しくされていましたが、大河ドラマを見た後だと、キャラ付けについては、もう少し違った感じでも良かったように思いました。壇ノ浦の戦いの後、平家ゆかりの人が京都に戻っていたという事実は新しい発見でした。2023年:14冊目 評価:☆☆☆ 茜唄(下) 作者:今村 翔吾 角川春樹事務所 Amazon これは、戦の唄。 これは、涙の唄。 これは、希望の唄。 直木賞作家・今村翔吾が描く、夫婦の絆。新聞連載時より話題沸騰の歴史エンターテインメント! 源氏に追われ、京から落ちた平家一門。 しかし彼らは、追い込まれる度に、結束し、強く、美しくなっていく。 一の谷、壇ノ浦、そして――。 平知盛、その妻・希子、精兵強弓・教経、戦の天才・源義経、将の将・源頼朝…… 戦う者の思惑が絡まり、ぶつかり、高まり、向かう結末は。 今村版「平家物語」、驚愕、感涙のラストを見よ! 生きるとは何か、今、平家物語に問う――著者