jamsworldの徒然なる雑記帖

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「足軽仁義」を読んだ感想

名もなき足軽・雑兵を主人公にした歴史小説です。
桶狭間の戦い後の三河一向一揆からスタートしましたが、続刊が多く出ているようなので今後の活躍が非常に楽しみです。
久しぶりに何も考えずに楽しんで読める娯楽小説でした。

2022年:35冊目 評価:☆☆☆

 

時は戦国、所は三河
喧嘩のはずみで人を殺め、村を出奔した18歳の茂兵衛は、 松平家康の家来である夏目次郎左衛門の屋敷に奉公することになる。だが、折しも一向一揆が勃発。
熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は「君臣の縁は一代限り。 弥陀との縁は未来永劫」と、一揆側につくことを決意する。武士人生ののっけから、「立身出世」どころか国主に弓を引く「謀反人」になってしまった茂兵衛。
波乱の世に漕ぎ出すことになった新米足軽の運命やいかに!?