2022-03-21 「趙雲伝」を読んだ感想 歴史小説 久しぶりに塚本青史氏の著作を読みました。趙雲子龍視点で地方軍閥である「公孫 瓚」を中心とした前半の三国志時代の話は、あまり詳しく知らなかった事もあり面白かったです。范彊との関係など、新しい視点での創作?も入っていて楽しめました。数年前は、津本陽氏と同じように塚本青史氏の著作はあまり興味が無かったですが、年齢を重ねると「勧善懲悪」的な主人公視点のストーリーでは無い話も良いモノと思えるようになりました。2022年:8冊目 評価:☆☆☆ 趙雲伝 作者:塚本靑史 河出書房新社 Amazon 劉備や諸葛亮を支えた名将として、三国志屈指の人気を誇る趙雲子龍。公孫氏配下時代から、官渡の戦い、赤壁の戦い、入蜀、三国鼎立、漢中攻め……その波乱の生涯を描ききる歴史大河ロマン。