jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

「趙雲伝」を読んだ感想

久しぶりに塚本青史氏の著作を読みました。
趙雲子龍視点で地方軍閥である「公孫 瓚」を
中心とした前半の三国志時代の話は、
あまり詳しく知らなかった事もあり面白かったです。
范彊との関係など、新しい視点での創作?も
入っていて楽しめました。

数年前は、津本陽氏と同じように塚本青史氏の著作は
あまり興味が無かったですが、
年齢を重ねると「勧善懲悪」的な主人公視点の
ストーリーでは無い話も良いモノと思えるようになりました。


2022年:8冊目 評価:☆☆☆

劉備諸葛亮を支えた名将として、三国志屈指の人気を誇る趙雲子龍。公孫氏配下時代から、官渡の戦い赤壁の戦い、入蜀、三国鼎立、漢中攻め……その波乱の生涯を描ききる歴史大河ロマン。