jamsworldの徒然なる雑記帖

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「大ぼら吹きの城」を読んだ感想

先日読了した「愚か者の城」から少し遡って、まだ「藤吉郎」時代の
「墨俣一夜城」に関する話です。
前半はちょっと物足りない展開でしたが、
川筋衆(ほかの本では、川並衆と呼ばれているのでちょっと違和感が)
である、蜂須賀小六前野長康との活躍が具体的な描写で書かれていて
後半はグイグイ引き込まれました。
もう少し弟の小一郎(秀長)が活躍する話があっても良かったですが
この時代はあまり活躍していないと思うので、史実に近いのかな。
一人ひとりが人間臭く描かれていて、下の者から見た侍の視点が
良かったと思います。
2020年:9冊目 評価:☆☆☆

 

大ぼら吹きの城

大ぼら吹きの城

  • 作者:矢野 隆
  • 発売日: 2018/07/27
  • メディア: 単行本