jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

ソフトウェア開発プロフェッショナル

「コードコンプリート」などで有名なスティーブ・マコネル氏の著書。
(まだコードコンプリートは読んだ事無いけど。。。)
雨の日の電車での通勤時間や毎朝仕事をはじめる15分前の時間を当てて
読み終えた本です。
内容的には、「ソフトウェア・エンジニアリング」の必要性を何度も繰り返す
読み応え!?のあった書籍。
確かに「エンジニアリング」についてはもっと現場レベルで勉強していく
必要があると去年辺りからずっと考えていますが、個人として何を勉強すべき
なのか迷うところがあったので、それに対しての1つの道筋は見えてきたような。
本の中で印象的だったのが、著者が従業員を採用する際に質問する内容です。
「ソフトウェア開発に対する自分のアプローチを何かに例えて簡単に説明して下さい」
もし自分がこんな事を採用の場で質問されたらどう答えるだろうか・・・
いやな質問です(^^;
また「プログラミングは芸術?それともプログラミングは科学」という言葉も
印象に残りました。

最後に、IEEEなどが規定した「ソフトウェア・エンジニアリングの論理規定
と実務規定」についての紹介がありました。
これなんかは、以前の会社の社是なんかよりよっぽど重要な事を言っています。
色々と今後の参考になった書籍でした。