jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

「心眼」を読んだ感想

警察官の片桐文雄が見当たり捜査班に配属され、新人として成長していくストーリーです。本作は、デジタル化が進む捜査の中で、人間の感性や直感を大切にすることの重要性を描いています。
捜査1課長とベテラン刑事・稲本との確執も、あまり深堀されることなく、最後まで特に盛り上がるところなく終わってしまった印象です。あれだけの内容でそこまで忌避する内容にはならないので、そこまで感情移入できなかったです。

2023年:36冊目 評価:☆☆☆

ガラパゴス』『震える牛』著者が放つ 警察小説の新たな金字塔!! あなたの顔が危ない―― すべてが監視されている! 心眼で人を観察しろ。本質だけが浮かび上がる。 街頭に立ち、顔を見続け、 指名手配犯を炙り出す〈見当たり捜査班〉。 新米刑事・片桐は、犯人を見つけられない。 一方、ベテラン刑事・稲本は、圧倒的な結果を残す。 新たに就任した捜査一課長は、ハイテク捜査を実施、 「見当たり捜査班不要論」をぶち上げた。 絶体絶命のピンチを、片桐は脱することができるのか?