物語としてそれぞれ個性ある登場人物ばかりでしたが、誰一人傷つかない展開で楽しめました。児童文学として納得の終わり方です。
嫁さんと娘にもおススメしたけど、なかなか読んでくれないのが少し残念。
2022年:24冊目 評価:☆☆☆☆
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「飢えの雲、天を覆い、地は枯れ果て、人の口に入るものなし」――かつて皇祖が口にしたというその言葉が現実のものとなり、次々と災いの連鎖が起きていくなかで、アイシャは、仲間たちとともに、必死に飢餓を回避しようとするのだが……。 オアレ稲の呼び声、それに応えて飛来するもの。異郷から風が吹くとき、アイシャたちの運命は大きく動きはじめる。 圧倒的な世界観と文章で我々に迫る物語は完結へ。