jamsworldの徒然なる雑記帖

主に書籍感想を掲載します。その他にはデジタルガジェット購入記録や日々の雑記帳等として。

天佑、我にあり

海道先生の待ちに待った新作です。
期待を裏切らない力作です。
ここまで川中島の戦いを詳細に物語った話は 無かった?のでは。
両陣営の武将の機微まで丁寧に記述されて いて
本当に面白かった時代小説です。
それにしても川中島の戦いの勝者はどっち だったのかな?
武将レベルの損害を考えると
やはり上杉謙信だったような気がします。
武田信玄は国盗りには負けなかったけど
戦には負けたのかな。
この時点で、弟の信繁が戦死したことが
後々まで大きく影響したと思います。
それにしても600ページにも及ぶ大作 なので手が痛くなりました。
一つ惜しいところはカバーの絵ぐらい でしょうか。。。
もう少し味のある絵描きさん に描いてもらった方が
良かったように思います。
2010年:45冊目 評価:☆☆☆☆☆ 

天佑、我にあり

天佑、我にあり