2010-12-31 地の日 天の海 下 歴史小説 天海大僧正に関してという事でしたが、特に物語の 中心に居るわけではなく、語り部という感じでした。 内田氏による戦国時代を書いてみましたというような 可もなく不可もなしというような内容でした。 ストリーテーラーとしての腕は一級なので、物語に 引き込まれていきますが、歴史小説としては何か 一つ物足りませんでした。 「天佑我にあり」でも、天海が語り部として登場します がこちらの方がもっとキャラが出ていました。 2010年:65冊目 評価:☆☆☆ 地の日 天の海 下 (カドカワ・エンタテインメント) 作者:内田 康夫 発売日: 2010/11/30 メディア: 新書