SQL Server 2008 ビジネスインテリジェンスのための新機能
金曜日は、MSTEPセミナーに参加してきました。
「SQL Server 2008 ビジネスインテリジェンスのための新機能」
NRIラーニングネットワーク株式会社 清藤めぐみ氏
1.Webレポートによる情報の可視化
-強化されたレポートデザイナを試す-
2.OLTPストアからのOLAPキューブ作成
-ウィザードを使用した容易な構築-
3.データ統合機能の強化
-変更データキャプチャと緩やかに変化する
ディメンション管理-
4.分析用ストアからのOLAPキューブ作成
-パフォーマンス向上のためのノウハウ-
■Webレポートによる情報の可視化
・レポートデザイナ
→Report Builder 2.0(Officeリボンインタフェース)
まだRC0版、英語版のみ提供
→現時点では日本語化されているVS.NET2008の方が
使いやすいか?
・柔軟なレポートレイアウト
→Tablix(タブリックス)静的なデータとマトリックスを
組み合わせる
→Scale Break(突出値の破線表示)
これは便利
→2Y軸グラフ
■OLTPストアからのOLAPキューブ作成
・キューブを使用する理由
→パフォーマンス
・データソースビューの作成
→FriendlyNameプロパティで表示名が変更可能
・キューブの配置と処理
→配置が必要→ブラウザでプレビュー
・時間ディメンションの定義
→カレンダーの日付のスタート日はデータに存在する
最小値
→会計年度の規則を設定可能
■データ統合機能の強化
・アプリケーションキーは、代理キーに変換しておく
→文字列型だとサイズがファクトテーブルサイズが
大きくなるから
・ファクトテーブルは、ディメンションデータの後に
ロードする
→ディメンションデータに、代理キーが設定されている為
・履歴は、変化するもの(上書きするもの)と履歴管理
(新規追加)するデータが存在する
→変更データの抽出が重要
→有効無効は真偽値、開始日・終了日で管理
→変更管理は変更データキャプチャで保存
☆SQLServerのOLTPDBの方
→ファイルグループを分けて管理する
→1か0
0は全ての履歴(1~5)
1は最新版
■分析用ストアからのOLAPキューブ作成
・集計データ
→圧縮されて格納されるので、CPU負荷が高くなる
・属性間のリレーションシップ
→属性の階層を作成しても集計される訳ではなく
属性間のリレーションシップを張る必要がある
→ファクトデータの格納の効率向上、処理効率、
クエリ向上など
※変更データキャプチャは監査に使えるか?
全般的にはSQLServerのBI機能については
詳しくなかったので知識の収集という点は得るものが
多かったかな。
講師の清藤氏の話も抑揚があって眠くならずに最後まで聞けました。