2022-03-20 「家康(三)長篠の戦い」を読んだ感想 歴史小説 これで前半戦が終了です。長篠の戦いが、家康の手柄になっているところはちょっと、贔屓の引き倒しになっているような気もしましたが、佐久間信盛とのやり取りはこれまでの経緯含めて納得感がありました。織田信長の水野信元に関する扱いは、戦国の無常を感じます。 2022年:7冊目 評価:☆☆☆ 家康〈三〉 長篠の戦い (幻冬舎時代小説文庫) 作者:安部 龍太郎 幻冬舎 Amazon 三方ヶ原での大敗は、三十一歳の家康を強くした。討ち死にした家臣のため、戦国の世を生き抜く決意をした矢先、信玄死去の情報が舞い込む。決戦の場を長篠に定め、周到な計画の下、宿敵武田を誘い込み――。一方、ポルトガル・スペインの脅威から日本を守るために天下布武を急ぐ信長は、家康にお市の方との縁談を持ちかける。戦国大河第三弾!